ソフトウェア開発は音源開発 / エフェクト開発 / GUI 開発 / アプリ開発 / その他ユーティリティや補助ツールなど多岐にわたる領域を担当します。また、これらに付随して企画者やサウンド担当者などと話し合い、仕様の決定なども行うことも多々あります。電子楽器の中核である音や操作性を担うソフトウェア開発業務は、クリエイターの音楽表現の可能性を広げるとても大切な仕事です。
新人研修が終わるとすぐに配属となり、製品開発に携わることになります。配属される部署にもよりますが、C/C++言語、JUCE、MIDI, Web アプリ開発, iOS アプリ開発などの知識/経験などがあると、配属後すぐに製品開発の中核を担うことができます。しかし、業務を行う過程で習得も可能ですので、これらの経験がなくても楽器開発への熱量がある方なら問題ないと思います。また、基本複数人でのソフトウェア開発が基本となりますので、コミュニケーション能力なども大切になります。
発売後とても話題になる製品が多く、国内外のユーザーの方々からフィードバックをいただけるのはやりがいを感じます。また、開発途中で自分のアイデアなどを実装できるので、自分が作りたい楽器を作ることが可能です。ソフトウェアエンジニアとしては、多くのプラットフォームでの開発を経験できるのも興味深いです。アプリ / プラグイン / 組み込みソフトウェアなどを始めとして、最近では Nintendo Switch や Meta Quest などで動く製品をリリースしています。また、弊社のソフトウェアはデザインにも力を入れているため、モダンなデザインを製品として動作させていくのも大きな喜びがあります。なによりも一緒に働く仲間がそれぞれ音楽やソフトウェア開発に詳しく、とても刺激を得られる環境なのも大きなやりがいです。